【絵本】「もしものせかい」の内容と感想。

もしものせかい 絵本

今回は、大人にも、大人にこそ読んでいただきたい絵本「もしものせかいを紹介させて頂きます。
作者のヨシタケシンスケさんが「少し前の私に、どうしても必要な物語でした」と語るほど、
描く必要があった物語だったそうです。

この後、あらすじや実際に読んでみた感想について詳しく紹介させて頂きます。
ぜひ参考にしてみて下さい♪

もしものせかいの作品情報と対象年齢

  • 作:ヨシタケシンスケ
  • 出版年:2020年1月
  • 出版社:赤ちゃんとママ社

今年の1月28日に発売された絵本です。
対象年齢についてですが、HPには特に記載がありませんでした。

もしものせかいの内容(あらすじ)

もしものせかい 絵本

ある朝、少年が目を覚ますと、こんな言葉をかけられます。

「やあ おはよう」
「とうぜんでもうしわけないんだけど、ボク もしものせかいにいくことになりました」

少年はもしものせかいが何なのかよくわかりません。

「もしものせかいとは、君の心にあるもうひとつのせかいのことだよ」

「きみがどうしてもできなかったことや、ずっといっしょにいたかったひと。
もしもあのとき…って思い出すもの。それはみんなもしものせかいにいるんだ」

少年がもしも…と感じてた気持ち。

自分の中にある、もしものせかいの存在に気付いた時、
少年の心はどう変わっていくのでしょうか。

もしものせかいを読んでみた感想

この絵本は、大人にこそ読んでほしい絵本です!!
「もしもあの時こうしてれば…」「もしもあの時大切なあの人がいてくれれば…」
生きて行く上で誰しも経験することだと思います。
でも、その経験をネガティブにとらえるのではなく、ポジティブに考えさせてくれる物語なんです!!
消えるわけじゃない!ちゃんと自分の心の中にいるということに気付かされました。
そう考えるだけで、私自身の心にぽっかりと穴があいていたような出来事への捉え方が変わり、
スーッと楽になりました。

今後「未来」を生きて行く中で、読者の大きなエネルギーになること間違いなしの絵本です!!
この絵本に出会えたことに感謝しています♪

購入はこちらから↓

ちなみに、作者ヨシタケシンスケさんの絵本は、子供だけではなく大人の心にも響く言葉が詰まっています。
娘たちも大好きで、オススメの絵本も沢山あります♪

ヨシタケシンスケさんの絵本はこちらの記事でも紹介しております↓
・【絵本】りんごかもしれないの内容とシリーズについて
・【絵本】もうぬげないの内容やあらすじ紹介
・【予約開始】絵本「ねぐせのしくみ」の内容&予約について