この記事では、絵本「どうぞのいす」のあらすじや内容、実際に子供に読み聞かせた時の反応などを詳しく紹介したいと思います。
ぜひ参考にして下さい。
どうぞのいすの作品情報と対象年齢
- 文:香山 美子
- 絵:柿本 幸造
- 出版社:ひさかたチャイルド
- 出版年:1981年
- 対象年齢:3歳〜
「どうぞのいす」は出版から39年経った今でも人気の高い絵本です。
対象年齢は3、4歳〜です。
実際に3歳の娘と一緒に読んでみましたので、反応や感想を後ほど詳しく紹介させて頂きます。
どうぞのいすのあらすじ(内容)

《出典:amazon》
1匹のうさぎさんが、ちいさな椅子をつくります。
その椅子こそが「どうぞのいす」。
その椅子に、はじめにやってきたのはろばさん。
どんぐりを置いて一眠りしてしまいます。
そして、次にやって来たのがくまさん・・。
くまさんはどんぐりを頂きます。
その代わりに置いていったのがはちみつ。
次々に色んな動物さんがやって来ます。
そして、次にやってくる動物さんの為に、みんな「何か」を置いていきます。
ずっと眠っていたろばさんが起きた時には・・・。
どうぞのいすを子供に読み聞かせた時の反応は?
なかなかお友達にどうぞが出来なかった当時3歳の娘…。
この絵本を読むことで何か感じてくれればなぁという気持ちも込めて読んでみました。
初めて読んだ時、とにかくじーっと、と真剣に絵本を見ていました。
次に読んでみた時は、ろばさんがずっと居眠りしてしまっているのがおかしいようで、
「ろばさんは、まだおひるね」という文を読むと笑っていました。
(本当に気持ちよさそうにずっと寝ていて微笑ましくなります。)
他にも、栗が転がっている場面があるのですが、自分が拾ってカゴに入れるという優しい素振りを見せてくれました。
また、その後も何回か読んでいくうちに、この絵本の中で度々登場する
「でも からっぽにしてしまっては あとのひとにおきのどく。」
という言葉が気に入ったようで、真似をして言ってきました。
(「そうだよー、後のひとのこと考えて行動しようね!!」と思いましたが、絵本を読んでいる時にそういうお説教じみたことは言わないと決めているので抑えました。)
読み終わった後に娘が、「なにもないと、つぎのひとが かわいそうだもんね」と言っていました。
(何か感じ取っているのかもしれませんね。)
可愛らしい絵と共に、ストーリーもちゃんと理解できるかと思うので、3歳から楽しめる絵本です。
どうぞのいすを購入してみた感想
思いやりを育む絵本として紹介されることが多いこの絵本。
読んでみて納得の1冊でした。
誰か他の人のことを想う気持ちというのが、この絵本を読んでいると伝わってきます。
また、優しい絵と文章を読んでいると、読み終わった後に心がポカポカと温かくなりました。
初めて娘に読んだ時は、入園前の時期でしたが、その時に読んで良かったなぁと思える絵本でした。
幼稚園生活の中で、お友達と過ごす時間が増え、相手を思いやる気持ちが大切になります。
(娘も「どうぞのいす」を誰かにそっと差し出せるような時があれば素敵だなぁ〜。)
心温まる絵本として、プレゼントしても喜ばれるかと思います。
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