今回は、人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの作品「もうぬげない」を紹介させて頂きます。
この絵本は、第9回MOE絵本屋さん大賞第1位、ボローニャ・ラガッツィ賞2017を受賞されたりと、
国内や海外からも高く評価されている作品です。
本屋さんで一度は目にしたことがある人が多いかと思います♪
このあと、詳しいあらすじ(内容)や、実際に読み聞かせた時の子供の反応、対象年齢について紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さい♪
目次
もうぬげないの作品情報と対象年齢
- 作:ヨシタケシンスケ
- 出版年:2015年
- 出版社:ブロンズ新社
- 対象年齢:3、4歳〜(推定)
対象年齢についてですが、出版社HPには特に記載がありませんでした。
恐らく、私の推定にはなりますが・・3、4歳から楽しめるのではないかと思います。
(我が家の4歳児姉さんは十分に理解して楽しめています。
しかし、2歳児チビ子はなんとなーく面白い絵をみて笑っていますが、
内容の理解をちゃんと出来ているかは怪しいです。)
もうぬげないの内容(あらすじ)

「ぼくのふくがひっかかって ぬげなくなって
もう どのくらいたったのかしら。」
お母さんにお風呂に入ろうと言われ、服を脱がされようとされます。
でも、ひっかかって脱げなくなり・・。
ここから男の子は色んなことを考え始めます。
「ぼくは このまま おとなになるのかな」
「のどが かわいたら どうしよう」
「ネコが おなかをコチョコチョしてきたらどうしよう」
などなど。
結局、「ぼくは ずっと このままでいよう!」と決心します。
しかし、お腹が冷えてきた様子の男の子。
自分で脱ごうと頑張りますが・・・、さらに酷いことに・・。
どんな面白いオチが待っているのでしょうか?
もうぬげないを読み聞かせた時の子供の反応は?
初めて子供たちに読んだのは、姉さん4歳、チビ子が2歳の時♪
本屋さんで「これよんで〜」と持ってきたのがキッカケでした。
読んでみると、、とにかく子供たちがよく笑います!!
「もういっかーい」と言われ、何度も繰り返し読むくらい好きです。

チビ子が一人で読んでいます♪
絵を見ているだけでも楽しめるようです。
何度も読んでいるので、今では絵本に出てくる言葉も覚えていて、
「もうおしまいだ」と、笑いながら言ってきます。
子供達のお気に入りの1冊です♪
もうぬげないを購入してみた感想
この絵本は、ちゃんとオチがあったり、ストーリー展開が面白いんです。
服が頭にひっかかって脱げない経験って誰にでもありますよね?
そんな身近で起こりうることを、ここまでユニークに、意外なところまで
話を広げていくのが本当にすごいなぁと思いました!!
また、私自身、ヨシタケさんの描く絵が好きです。
特に、お顔の表情がすごく可愛いんです!!
姉さんもヨシタケさんの絵が好きなのか、他の絵本も「よんで〜♪」と持ってきます。
子供にも愛される絵、面白いストーリー展開で、想像の世界がどんどん広がっていく絵本です♪
我が家にとって、感動や喜び、楽しさを親子で共有できる時間として、絵本は大切なものです。
この絵本は、そんな親子の時間をより楽しいものにしてくれます。
もうぬげないにシリーズはあるの?ファン待望の新作とは?
ヨシタケシンスケさんの絵本はどれも人気が高いです。
それだけ子供が楽しく読めて、愛される絵本なんでしょうね♪
その中から、実際に読んでみてオススメしたい絵本を紹介させて頂きます。
まずは、「発想絵本」と呼ばれるシリーズから4冊紹介します。
それは、「かんがえる」ことを果てしなく楽しめる絵本シリーズになります。
りんごかもしれない
ある日、帰宅した男の子が机に置いてあるリンゴを見て、
「これはりんごじゃないかも」とあれこれ考え始めます。
りんご一つで、ここまで話が広がっていくの!?と驚かされます。
個人的には大人が読んでも十分に楽しめる、目が離せなくなる絵本です!!
詳しい記事はこちらで書いていますのぜひご覧ください。
→絵本「りんごかもしれない」の内容や感想。子供達の反応は?
ぼくのニセモノをつくには
宿題やお手伝い・・やりたくないことが沢山あると思った男の子。
そこで、ロボットを作ることに♪
でも、ロボットを「ぼくのニセモノ」として育てることって難しい・・。
自分らしさとは何か?そんなことを考えさせらるような絵本です。
このあとどうしちゃおう
おじいちゃんを亡くした男の子。
そんな男の子が、おじいちゃんの部屋でノートを見つけます。
そこには「このあとどうしちゃおう」と、色々なことが書かれていました。
生と死をテーマにしていますが、ヨシタケさんらしく、ユーモアある面白い発想で
描かれています。
ころべばいいのに
発想絵本シリーズ最新刊です。
きらいなひとがいてもいいんじゃない!ヨシタケシンスケ流こころの処方箋。
イヤな気持ちって、自分ではどうしようもないどしゃぶり雨のようなもの。
そんなときはね・・!
(この絵本は6月19日に発売されます。予約販売開始しています♪)
以上が発想絵本のシリーズです。
他のオススメ絵本も紹介させて頂きます↓
こねてのばして
我が家の大ヒット絵本です。
なにやら白い粘土のようなものを「こねてのばして」いきます。
何ができるのでしょうか??
親子で触れ合いながら楽しめるスキンシップ絵本です。
おしっこちょっぴりもれたろう
パンツにおしっこがちょっぴり漏れた男の子。
いつもお母さんに怒られてしまいます。
「ちょっぴりだからいいじゃないか」と思い、
パンツが乾くまで冒険にでかけます。
同じような悩みを抱えた「もれたろう仲間」を探しますが・・
見つかるのでしょうか?
ちょっぴり漏れるという、自分以外の人には分からないことって、
きっと他のことにも通じるというか、あることだなぁと思います。
読んでみると深いなぁと感じました。
以上、オススメの絵本を紹介させて頂きました♪
ヨシタケシンスケさんの絵本は、子供だけではなく、大人も十分に楽しめる絵本だと思います。
発想の世界に浸れますよ。
絵本の定期購読サービスにご興味のある方はこちらの記事も参考にしてください♪
→【ワールドライブラリー】気になる口コミ&サービス内容を徹底解説!